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超音波カメラ

ii910 & ii900

産業用超音波カメラシリーズ。
1つのツールでエアリークを簡単に検出、特定、および分析ができます。
それがFluke ii910 & ii900です。

CO2二酸化炭素排出量の推定とは

圧縮ガス(エア、窒素など)システムを持つ施設では、コンプレッサーを稼働させるために電力を消費します。この電力を発電所で発電する際にCO2を排出しており、その排出量は発電方法によって異なります。
設備の圧縮システムにリークがあると、リークによる容量(流量)の低下や減圧を補うようにコンプレッサーが余計な仕事をすることになり、正常時に比べて電力を浪費していることになります。この浪費した電力を、発電時のCO2排出量に換算することで、「そのリークを補修することによって削減できる可能性のあるCO2排出量」を推定することができます
CO2排出量の推定が重要な理由
メンテナンスが十分に行き届いていないプラントの多くは、圧縮エア総容量の20~30%がリークによって無駄になっているとも言われています。このリークを放置することは、温暖化の大きな要因の1つとされるCO2の排出を見過ごすことになります。

フルークのii900/ii910を使ってリークを素早く発見したあとは、新機能が追加されたLeakQレポート・ジェネレータを利用して、リークに起因するCO2排出量の推定値を含むレポートを作成することができます。作成したレポートは、費用がかかる補修メンテナンスの重要な経営判断に役立てることができます。

リークを補修することで電力の浪費を削減でき、それは電気料金の節約だけでなく、CO2排出量の削減にも貢献できることにつながります。
CO2排出量の推定メニューの利用要件
CO2排出量の推定には、CO2排出係数の入力が必要になります。CO2排出係数は電力会社が情報を公開しており、ご契約の会社ごとに、また年度によっても異なる場合があります。LeakQレポート・ジェネレータでは、CO2排出係数の「手動で入力」を選択してから、キロワット時あたりのCO2排出量をkgの単位で入力します。
リーク量や、リークに起因するCO2排出量の、より正確な推定には、以下の要件を満たしていることを推奨しています。

■ お使いのii900/ii910本体ファームウェアが最新バージョンであること

本体ファームウェアを最新に更新する方法は、Webページにアクセスするか、ご購入の販売店、またはフルークまでお問い合わせください。
■ 定期的にフルーク・サービスセンターでのii900/ii910性能検査に合格していること

性能検査について詳しくはこちらをご覧ください。
Fluke ii910 Precision Acoustic Imager
目に見えない脅威を発見

  • 迅速で容易な部分放電検出と部分放電テスト
  • 稼働停止時間の削減と稼働時間の増加
  • 部分放電の発見と修理により、日々のコストを削減し、エネルギーを節約
  • 部分放電を記録し解析するための PDQ モード
Fluke ii910
エアーリーク・部分放電検知
2kHz〜100kHz 自動・手動レンジ
PDQモード、LeakQモード
12.1〜114.6dB SPL、±1dB SPL 2kHz
4.4〜101.2dB SPL、±2dB SPL 19kHz
12.8〜119.2dB SPL、±1dB SPL 35kHz
19.8〜116.1dB SPL、±3dB SPL 52kHz
41.4〜129.0dB SPL、±1dB SPL 80kHz
54.4〜135.5dB SPL、±1dB SPL 100kHz
Fluke ii900
エアーリーク検知
2kHz〜52kHz 自動・手動レンジ
LeakQモード
15.4〜115.2dB SPL、±1dB SPL 2kHz
5.6〜102.5dB SPL、±2dB SPL 19kHz
28.4〜131.1dB SPL、±1dB SPL 35kHz
41.8〜133.1dB SPL、±3dB SPL 52kHz

エアーリーク検知

エアーリークは約40kHzの超音波を発生しています。
その事実を活用しエアーリークを発見し省エネルギーを実現します。
写真は、ii900が撮影した化学工場でのエアーリークの例です。画面中央の配管上に見えるのがエアー漏れだと判断できます。

①で調整しているように画面上にはおよそ46-52kHzの超音波が表示されています。実は工場内で発生する超音波のほとんど全てが30kHz~50kHzに発生しています。

②は周辺の音が表現されていますが30kHz付近まで様々な雑音が入ってしまっています。実は工場内で発生するほとんど全ての雑音は、2kHz~30kHzに発生しています。

エアーリーク発見には雑音を避けながら、的確なレンジ設定を行う必要があり、30-50kHzを含む広い周波数レンジとリアルタイムの周波数成分表示は必要不可欠な機能です。
工場におけるエアーリークの二つの事実
1. エアーリークは主に30-50kHzの超音波を発生
2. 可聴域から30kHzの雑音がランダムに発生
省エネルギー対策の実例

エアーツールを多数 使用している製造工場でii900を用いてエアーリークを特定し改修を行った。


工場の稼働状況

重機の組み立てで多数のエアーツールを使用
週4日 9:00 - 17:00の稼働
55kW 2台、 70kW 2台、計4台のコンプレッサーを使用




エアーリーク検査の結果

2日間 14時間のエアーリーク検査
140か所のエアーリークを特定




改修前後の電力使用量比較
補修前
70kWのコンプレッサー #4が常時フル稼働(赤)
ピーク時には4台の最大容量に近いエネルギー消費
補修後
コンプレッサー#4が休止できた
26% のエネルギー削減
コンプレッサーの電力使用量
効果試算(年間電力量料金)
8,499 kW x 52 週間 x 16円(1kWあたりの電気料金)=6,629,220円
Fluke ii900 超音波カメラ
使用ガイド
1. 簡単使用方法
Fluke ii900のはじめての方向けの簡単な使用ガイド
3. 音の周波数の設定
小さな音から大きい音まで周波数調節で見ることができます。
5. 反射とリークの差分点
反射されるスポットはカメラを動くことで、スポットの位置が変更されます。そこが反射点でリークはそのままにあります。
2. 初心者が1分でリークを検出
初心者に10分トレーニングで、1分でリークを見つけました。
4. 音波の反射の処理
音は反射する性質がありますので、
リークのあるところを正確に見ることが大事です。
6. スマートバッテリ使い方
Fluke ii900はスマートバッテリ2個内蔵されています。
各バッテリは6時間連続で使えます。
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