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超音波カメライベント情報

ウェビナー

工場省エネ対策の究極の切り札!超音波診断ツールと

産業用イーサネットのダウンタイム最小化を実現するネットワーク・テスター

ウェビナー本編(1時間)

工場の安定稼働を支えるユーティリティである工場エア配管もFA機器を接続する産業用イーサネットも、伝達媒体は違っても同じ自動化工場の動力や情報を伝える血管ともいえる重要な役割を担っています。

圧縮空気は、大抵の工場では20~30%が空気漏れによるエネルギー・ロスが生じています。
一方、生産機器やロボットなどを制御するネットワーク配線は、振動、液体や薬品、ノイズなどの影響を受け性能劣化や誤作動を生じさせます。
そしてどちらも最悪、機器の停止を招くこともあり大きな経済的損失や重大な事故にもつながりかねません。

本セミナーでは、工場の動脈ともいえる圧縮空気供給管の『省エネ化』の実現と緊急停止を未然に防ぐ 『Fluke ii900/ii910 超音波カメラ』 と生産ライン立ち上げ時の
産業用イーサネット・ネットワークの性能検証や障害診断に役立つ『DSX2-5-IE-K1 産業用イーサネット向けケーブル・テスター』/ネットワーク・スイッチの診断やIPネットワークの疎通試験が可能な『LinkIQ 産業用ケーブル+ネットワーク・テスター』をご紹介します。
カーボンニュートラルにおける省エネルギー対策と超音波カメラの活用

ゲスト講師:
(一財) 省エネルギーセンター 省エネ技術本部 副本部長、工学博士 藤林晃夫様 

講演要旨


パリ協定を踏まえて、世界各国は2050年にカーボンニュートラルを実現することが最大の課題となり、日本においては2030年に温室効果ガスを2013年比46%削減する目標を提示し、太陽光発電や風力発電等の再エネの拡大、脱炭素燃料である水素・アンモニア発電導入やCCUS/カーボンリサイクルによるイノベーションを追求する実行計画が示されている。
一方、企業においては、TCFD、SBT、RE100等の脱炭素経営の取り組みを宣言する動きが活発化している。こうした状況を鑑みて、エネルギーの需要サイドとしては、再エネを含めて全エネルギーを対象として徹底した省エネルギーを追求することが、足元の原油高騰に対処する点を合せて考慮しても喫緊の課題である。
これまでも、省エネは化石燃料を削減対象として進められてきたが、今後導入が増える再エネも含めて徹底してエネルギーの無駄を省いていくことに継続的に取り組んでいかなければならない。
本講演では、工場等、製造現場で無駄の多い圧縮空気システムを対象として、チェックリストによる省エネポイントの発掘から省エネの効率的・効果的な進め方を解説する。

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